NEO450マルチボーイ 仕様1.エンジンはスズキ4ストロークDOHC50psをチョイス
最初は70psを出力制限で使うことも考えましたが、トランサムの重量配分が悪くなる事と、トレーラーで移動する事を考えるとあまりリヤヘビーなバランスはよくないと判断して、高馬力メーカー標準仕様の50psを選択。またマーキュリー(ヤマハ)の60psも検討しましたが、キャブレターモデルはトレーラーで移動中にフロートレベルの狂いやオーバーフローが原因のエンジントラブルの可能性があるとの事で電子燃料噴射(EPI)のスズキを選んでみました。よりハイパワーな軽量2ストロークも考えましたが、やはり一度4ストに乗ってしまうとあのアイドリンクの静かさや煙の無さ、燃費に魅了されてしまいます。琵琶湖などでは2ストロークボートの規制などもされてくるようで、今後は4ストロークにどんどん移行していくのでしょうね。もちろんパワーチルト、パワートリム機構付きです。タコメーターは標準装備。
2.補助エンジン(補機)もトーハツ4ストローク6psをチョイス
打ち合わせをしていたつもりだったのですが、しっかり見積もりから落ちていて現在安いものをマリンモーターに御願いして探してもらっています(笑)補機ブラケット(オプション品)をボート製作時から取り付けてもらうのはもちろんですが、今回はトレーラブル移動中などに補機をつけておくとトランサムに悪影響があり、またそのまま海に出ると使わなくても塩をかぶるので水洗いが必要との事です。そこでトオルバージョンは運転席下のロッカーに船外機を固定する専用ベルトをつけてもらい補機が必要になったときだけ、そこから取り出して取り付けるという方法にしました。通常は運転席下のロッカーに収納しておきます。普段は使用していない補機ブラケットにはシーボーイの時と同様にエレキモーターを取り付けておくつもりです。これで防波堤の際も責める事が出来ます。エレキモーターもシーボーイと一緒に売っちゃったのでまた買わなきゃ!!山本社長余ってるエレキ(そんなの無いか)安く分けて?!それとも釣り大会で優勝するか?(爆)
3.ハルカラー特注
シーボーイのトオルバージョンもそうでしたがハルカラーをトオルレッドにします。シーボーイ・トオルバージョンの時はハルだけ色を付けてくれればよかったのですが、コンソールまで色を付けられてしまってちょっとがっかり。コンソールは白の方がかっこいいと思うんですが・・・今回の第一希望はハルをブラックにして上のデッキやコンソールをレッドの2色で行こうと思ったのですが、デッキは紫外線の影響とかも有ってあまりよくないようです。個人的には派手なバスボートのようにしたかったのですが、今回はおとなしくデッキは白、下が赤のツートンカラーで行きます。色番はY05−40Xです。シーボーイのトオルバージョンの赤はちょっと暗い感じなので少し明るめにしてみました。
4.イケス仕様
マルチボーイはイケスの水位からデッキまでの距離が離れていない為に滑走すると水があふれてしまいます。シーボーイと同じスカッバーではなくヤマハ製のスカッパーに変更します。これはシーボーイのものより25mmほど大きめで下部にふくらみがあり、その向きによって給水と排水をコントロールするようになっています。あとはイケスの回りをゴムのパッキンで止水して完璧です。
5.左右大型アクリル風防
私のデザインした風防なんですが小さくてカラー液晶GPS魚探が収まりません(笑)これは4型のLCDカラー魚探なら収まるのですが、画面が小さいと見辛いのと、このタイプはバックライトがないので夜間や早朝には使えません。現在はバックライト付きのものが発売されましたがやっとマリンモーターも正式に自社製品(OEM)としてラインナップするようです。私は大きな6インチの方のカラーGPS魚探にするのでそれにあわせて風防も左右ともに大型アクリル風防にします。
6.カラー6型液晶GPS魚探
以前から使っているマリンモーター製(葵ソニックOEM)の魚探で今度はカラーにします。型式はSVC−703Uで水温センサー付き。
7.ウレタン注入の不沈構造
これもかなり私がマリンモーターに強く要望した事です。船体が重くなるのですが逆に剛性はしっかりして強度が稼げるはずです。これからは安全面にお金をかける時代だと思っています。コストは当然高くなりますがウレタン注入の不沈構造は他の国産メーカーには真似できないでしょう。今のところは。
8.大型固定燃料タンク
25Lのポータブルタンクではなく60Lの大型固定式燃料タンクを取り付けします。燃料ゲージ付き(あてになりませんが)で給油口やエアーベントをコンソール上面に持ってきます。これでロングクルージングもウエイク(私はやりませんが)も安心です。
9.夜間航行装置
これもオプションのポール一体型ではなく、コンソール左右に燈火を備えたものにします。ポールの位置も運転席後ろ側でスタイルも重視(笑)。当然ポールは取り外してリアのロッカーに収納できるように考えています。
10.専用シートクッション
トオルバージョンのハルカラーに合わせたシートクッションで背もたれ上部から座面までの一体型。生地はウエットスーツのものを使用。とくに背もたれ上部の角が腰に当たって痛いらしいので、その部分のカバーがポイント。
11.船名ステッカー
船名をハルに貼り付け。ゴジック体で大きく「GUNBOY」。ロゴの色はシルバー。
12.マリントイレ
最初はオプションの電動マリントイレを取り付けようと思いましたが、予算がないのでポータブルトイレを設置する事にしました。すでにトイレは購入済です(笑)
13.スロットルレバーの位置変更
スロットルレバーの位置が低すぎて全開にしたときにレバーが遠いようです。これを出来るだけ上のほうに付け替えてもらいます。
14.アンカークリート取り付け(バウセンター)
15.法定安全備品一式(定員分)
16.登録諸費用(トレーラーは自分で登録)
専用トレーラー 仕様
1.ローラーバンク仕様
水深の浅い石狩では必須の装備で特にNEO450は積載位置が高い為に必要です。トレーラー幅を広げてセンターの低い位置にボートを積載できればいいのかもしれませんが、私の自宅のガレージではこの1900mmという車幅で限界です。
2.駐車ブレーキのロッド式変更
通常の安価なトレーラーはチェーン式のブレーキ(シーボーイのものもそうです)ですが、私の自宅のように少し坂になっているところは一度トレーラーが動き出すと簡単に止められません。とっさの時にレバー式駐車ブレーキですぐ制動をかけられるようなものに変更します。今のところはロッド式でハブに差し込んで止めると言う方法で考えています。ただチェーン式の標準トレーラーもNEO450にセットされるものの価格はたった15万円だったというの知ってましたか?15フィートのトレーラーが15万円ですよ。コスト優先なら迷わずチェーン式ですね(笑)この価格破壊はさすがマリンモーターです。
3.折りたたみ式フレーム
トレーラーのフレーム(タン)は長い方が牽引しやすいのですが、車庫にしまう時は短くてコンパクトの方がいいに決まっています。そこで車庫に入れてから折りたためるようなフレームを開発してもらっています。私の自宅の車庫のスペースの問題も有るのですが、意外にガレージの中ではこの飛び出したフレームが邪魔になるんです。そこで折りたたみ式フレームの開発なんですが、調べてみたら既にショアランダーでもあるそうです。
4.マルチ電動ウインチ
実は私のマルチボーイはトレーラーがマルチだったのです(笑)通常電動ウインチはボートを引き上げるのに使いますが、私の場合はボートはもちろんですがトレーラー&ボートをガレージにしまう為にウインチで引っ張って自走させるつもりです(笑)ガレージは若干ですが傾斜がついていてシーボーイクラスならなんとか手で一気に押して収納できましたが、マルチボーイでは一人で片付ける自信が有りません。そこでボートを引き上げる電動ウインチに滑車を取り回しして、トレーラーの後ろ側からバックで車庫に引き上げられるように改造してもらいます。ここが一番のトオルバージョン改造点でしょうか?(笑)どんなものができるのか楽しみです。もちろん一人でボートを引き上げできるように電動ウインチには防水型のリモコンをつけてケーブルを延長してもらいます。山本社長頑張ってください!
とまあ、こんな感じです。要望が多すぎてマリンモーターも困っているのではないでしょうか?マリンモーターの皆さん、頑張ってくださいね。いつもお世話になってますm(_
_)m ペコッ
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