私の釣果

平成11年5月3日
 
今年2回目のボートフィッシングです。天気予報によると、5月3日の午後より天気が崩れ、5月4日と5日は、雨模様となるとのことです。こうなると多少の波でも、何とか天気が崩れる前に、ボートを出したくなるのは釣りキチの習性です。波の高さは3mの予報で、今回は29日の時とは反対の風(南風)の為、前回のポイントは風向きから考えて行けそうも有りません。おまけに怪我をした親指はやはり皮だけではなく肉まで削り取られているようで、未だに力を入れるだけで血がにじんできます。そのため今回はキズドライで傷口を乾燥させバンドエイドを貼って、更に使い捨てのビニール手袋をしての挑戦です。今回が今までと違うのは、魚探を初めて使うことです。電動リール用のバッテリーも購入して、準備万端、後は釣るだけです。今回はS君との同行となりました。さぁーがんばるぞー。
 
これが私の魚探です。HONDEX HE−4700 (T.NAMIKI)、ワイドビームで広範囲の107KHZ。ボトム判別のしやすいAモード表示。水温センサー標準装備。右側は電動リール用のバッテリーで、小型でなかなかの高性能です。(ノーブランドですが)

しかし今回は、トランスデューサー・センサーの位置が悪く(ほんの少し船底より上がっていたようで、スピードを出すと、頻繁にエラー表示となります。)釣行後に位置の再調整をしました。

 
本日の最初の一匹目(クロガシラカレイ26cm)

本日は風が強すぎて、なんとアンカーを入れてもどんどん流されてしまいます。魚探では水深11.7m、水温9.8度、アンカーロープは40m以上出ています。(マッシュルームアンカーですが、アンカーにロープをつなぐ前に、チェーンの必要性を感じました。)こんな状況で釣れるはずが無く、仕方なく写真のように風と波をさけて防波堤の際での釣りとなりました。この防波堤の反対側が前回釣行のポイントです。

S君の最初の一匹。こんなに防波堤のぎりぎりの際を攻めるしか有りません。写真上も横も同じ場所ですが水深は3.1m位です。今日はダメかなー。でもやっぱりミニボートって最高です。20フィートクラス以上のボートは際を攻めることが出来ず、かといって沖へ行くこともできない状態でした。とりあえず釣れただけでも良しとしましょう。だって波がひどく1匹も釣らないで帰ろうかなと思ってましたので。
背景は違う感じがしますが、同じ場所でのアイナメ30cmちょうどです。防波堤の際などには以外に大きなアイナメがおり(これはたった30cmですが)、私たち釣り仲間には「アイナメはなわばり意識が強く、大きなアイナメは必ず夫婦でいるので1匹釣っても必ず2匹目がいる。」と言われています。

今日の私の釣果は22匹(カレイ21匹、アイナメ1匹)、S君はカレイ10匹となりました。波が強く早めの納竿です。(写真で見ると波が無いような・・・)

これが本日の私の釣果です。ちょっと小さいのも混じっていますが、全部で22匹でした。今日はマガレイが全然釣れなくて、クロガシラカレイに子持ちのスナガレイでした。
これが今日の晩御飯となった、スナガレイの唐揚げです。これを5枚も食べてしまいました。スナガレイは身が薄く、敬遠されがちですが、唐揚げには最適で、特にヒレとしっぽの部分は抜群で他のカレイを寄せ付けません。釣りたてのカレイって、何でこんなにおいしいのでしょうか。しかし今日もまた小2の娘と取り合い状態でした。
これがクロガシラカレイとアイナメの煮付けです。身の厚いクロガシラカレイは煮付けに最適。(本当は刺身サイズが釣りたかったのにー)

今日は釣り物に、大物が無く、食べ物で攻めてみました。ちゃんちゃん。