私の釣果

平成11年7月25日(新艇クリオネ進水式&初釣行)
 
 今年5回目のボートフィッシングです。波高は2.0mの予報で最高気温は30度とかなり暑めです。しかし明け方5時半頃に大雨が降っており、いろいろ艤装して今日の進水式に備えたのにーと思っていたら、7時頃から薄日が射しだして一安心です。
 今日はビギナーITO君と新艇「クリオネ」の進水式です。また夏になり、ソイ(メバル類)の季節となり、まだ一度もアイナメを釣ったことのないビギナーITO君の今日の目的は大物アイナメです。
 いつものように午前9時出航という超朝寝坊の釣りキチのため、いつもボートを積み込み帰っていく人たちとすれ違っていきます。みなさんいっぱい釣れたのかなぁー。
 
新艇トーハツ TO−11R 船名「クリオネ」

出航前の勇姿です。

よいしょっ!

以前のアカシから比べると40kg位軽いので、

とても楽です。

アカシEK340W 98kg(エンジン別) 

トーハツTO11−R 59kg(エンジン別)

降ろし終えましたが、実は積むときが大変でした。

平底のため、滑りが悪く、ウインチの巻き上げが

i異常に重い感じがします。

滑るレールでも買ってきてバンクパッドに

張り付けてみようと思います。

本日の初釣果はかわいい

クロガシラカレイでした。

ちょっと逆光になっていますが・・・・・・

後が全然続かずに、ビギナーITO君と

ボートの上で進水式のお祝いを・・・・。

カンパーイ!!!!

やはりカレイはこの時期は難しいと判断し、

外防近くに移動して根魚をねらいます。

久しぶりのガヤ(エゾメバル)でした。

大きさはちょうど20cmでした。

ここは立て続けにガヤの入れ食いでした。

なかなか釣れないビギナーITO君。

仕方がないので得体の知れない物を釣り上げ、

ハイポーズ!この後アイナメがかかりましたが、

初めてアイナメの引きに慌てすぎて根に入られ

そのまま竿をあげて「ポキッ」と根本から

折れてしまいました。しばし呆然!!!!

根掛かりが多く、ジグヘッドにワームで挑戦

してみました。するとすぐこの通り。

同じくガヤが釣れました。

この後ソイ(キツネメバル)も釣れましたが、

リリースサイズでさよならー。

ビギナーITO君、初めてのアイナメをいきなり

30cmでゲット!うっ!また負けてしまいそう!!

今度は28cmを続けてゲット!

完全にやっ、やばい!!!!

このままではビギナーズラック病が再発・・・・・・

その後に起死回生の一発でアイナメです。

サイズは32cm。

でも、満足できないサイズです。

やはり45cm位は欲しいなぁー。

その後に珍しく、クロガシラカレイが釣れました。
ビギナーITO君がCapriさんの「寝ながら釣法」

の真似。でもこれは「寝たふり釣法」でした。

ビギナーITO君の最初で最後のカレイです。

クロガシラカレイですが、大物はどこへ・・・・

進水式、初釣行を終わってマイボートの前で。
今日の釣果はアイナメが5匹、ガヤ

(エゾメバル)が7匹、クロガシラカレイが

2匹の合計14匹でした。

ちなみにビギナーITO君はアイナメ2匹と、

クロガシラカレイが1匹で、夏の釣りは難しい。

 
 初釣行が終わって、トーハツTO−11Rの感想ですが。第一印象はかなりのアンダーパワーです。

 8馬力はこんなに非力だったでしょうか。以前のアカシ9.9馬力から見ると、8馬力に落ちても船体が軽いので、少しは軽快に滑走すると思っていましたが、期待はずれでした。まぁ今はエンジンの慣らし中で、ほとんどスロットル全開には出来ませんが、2人乗りで滑走したのは、波がほとんど無かった行きのみで、帰りは全然滑走できませんでした。今は慣らしのため、2サイクル燃料も混合比を通常の2倍にオイルの量を増やしており、これからエンジンのアタリが付いて、混合比を下げた場合はもう少し改善されると思いますが、最低でも9.9馬力位を積みたい感じです。排気量の同じ9.8馬力はトルクが弱そうで期待できません。あぁ早く慣らしを終わらせて全開にしたいっ!(少しは全開にしてみましたが・・・・)

 しかし、エンジンパワー以外は全て満足できる物でした。まずステアリングの便利さ。これは今日の根回りを攻めたときに実感しました。こまめにボートの位置を制御できるのは、すばらしい事でなんだかバスボートでストラクチャーを攻めている感じです。おまけにバックの切り替えもスムースで、本当にボートを操作している感じです。(バーハンドルでも操作をしているのですが・・・・・)

 一番便利だったのがセルスタートです。こんなに便利な物とは思いませんでした。今までロープを引いてエンジンをかけていましたが、セルスタートを知ってしまうともう元には戻れません。こまめに根回りを移動するときも、セル一発で軽やかにエンジンが掛かり、とっても便利でした。すぐ後ろに船外機が有るのでセルはいらないと思っていましたが、これ本当に便利です。

 そして、もっとも感動したのは船体の設計です。TO−11Rはデッキの黄色いFRPとハルのシルバーのFRPの二重構造になっており、船体がとてもしっかりしています。アカシはFRP単層構造で、ハル表面の白いFRPはきれいな仕上がりですが、デッキ側(人の乗る方)はむき出しの状態で、ギシギシときしむ感じがしていましたが、このTO−11Rはそんなことは感じませんでした。また以前のアカシはカセドラルハルのため安定性は抜群でしたが、高速でバタバタと底を打ち、波しぶきがかなり飛んできて、ちょっと波が有るともうずぶ濡れになって繰船していましたが、TO−11Rは波切りがすばらしく、チョッピー波をしっかりと左右に切り分けて進んでいきます。当然、繰船者や同乗者に波はかかりません。船体設計でこんなに違う物かと感心させられました。さすがにトーハツです。

 物入れの多いのはとても助かりますが、未だに何を入れていいか分からず、半分も使っていません。

  そうそう、マイボートの艤装で紹介した魚探の位置はGOODでした。高速でも魚探が使え、とりあえず両面テープも効いています。バックの時は多少泡切れしますが、思った以上のヒットです。

 これからまだまだいろいろと艤装をしていきますので、皆さんお楽しみに!