トレーラーの仮ナンバー取得

 下の左側は1台目の組立式輸入トレーラーです。この後にナンバーが必要なことがわかり(なんと無知)、いろいろと検討したところ、前後の長さが短い右側の白い軽自動車登録のトレーラーで、ナンバー取得に挑戦することにしました。

 上右は軽自動車登録用のサイズで、自宅前で組立上げ仮ナンバーを取り付けたところです。左側のキットと違うのは、リヤコンビネーションランプが車検対応(元々輸入トレーラーなのでバックランプ、車幅燈,三角反射板等が付いていません。)となっていることと、駐車ブレーキ(下の写真)用のハブがキットとなっていることです。軽登録なので陸運事務所での車検ではなく、軽自動車協会での車検となります。ただしフレームナンバーが無いので、検査合格後、陸運事務所にて職権打刻(番号が書いてあるたがねを大ハンマーで打ってフレームに刻印を入れる)作業で車検証が完成します。上の写真は検査前に自賠責保険に加入(これがまた矛盾していて、フレームナンバーも無いのにどうやって車の判別をするのでしょう。私の場合は輸入のシリアルナンバーで加入しましたが・・・)し、札幌の管轄区役所で借りナンバーの交付を受けたところです。ここまでしてようやく公道を走る準備が出来ました。仮ナンバーとはいえ車検場までの道のりを堂々と走っていけるのは、うれしいものです。

 仮ナンバーは札幌では三日間の有効期間となっており、走る道程も決められています。つまり仮ナンバーをつけて、申請した以外の道・方向(例えば仮ナンバーで釣りに行く等)を走るのは認められておりません。

 話は少し戻りますが、一カ所だけ組立時に検査が通らなかった部分が有ったので、参考までに書いておきます。上の左側の写真でオレンジ色の楕円形のウインカーみたいなものが見えると思いますが、これが車幅燈になります。(タイヤの上の小さな丸いオレンジ色はただの反射プレートです。)これは、カタログ通りに、また4×4の本に載っているとおりに組み立てましたが、このままでは検査に不合格で、一般車の場合は車幅燈の位置は車体外側より40cm以内であればOKとのことですが、トレーラーの場合は車体外側より15cm以内と言う規定が有るようで、検査官自体も本を見ながらいろいろ検査しておりましたが、結局丸い反射プレート下側の部分に付け替えました。(両面テープでは駄目といわれたので、ドリルで下穴をあけてから、タッピングビスで固定しました。)

 写真右側は前ページで説明した事ですが、ウインチが駐車ブレーキの近くとなり取り付けに苦労しました。後日この部分にトングジャック(トレーラーを切り離しても傾かないようにするジャッキ付きの小さな前輪)を取り付けるときはもっと苦労しました。車検を取った後、札幌では軽自動車も車庫証明が必要(車検登録後の申請ですが)なので、管轄の警察署へ用紙を提出し、後日保管場所ステッカーをもらって全て完了です。